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2007年10月16日
本質主義――仕事が速く・楽しくなる方法にようやく手が届いた
こんばんは、アニキ今井です。

ちょっと!気づいたら全然更新していないじゃないですか!

それなのに大勢の方に読んでいただいて、恐縮至極。

さて、風邪を引いたり、生活習慣を改めようとしていたりしていた一週間。ついに部屋にポットが入り、温かい飲み物が飲めるようになりました!

3日連続カップラーメンです!!
(実は久しぶりだったために、正直嬉しかった)


さて本題。


今日は「本質主義」についてお話しましょう。

どちらかというと、木を見て森を見ない性格の私、かなり子供のころから、本質を掴むのは苦手。
全体を概観して、何をすべきなのか、意味するものはなんなのか…

ビジネス書を読んで、優先順位を高める術を知ろうとしても、グズを直そうとしても、なかなか仕事も速くならず、枝道に逸れ、納期は遅く、完成はしない、しかも仕事を芸術品のようにしようとする…。

20代はずっとそれに悩んでいた。

坂本龍馬に憧れるのも、彼は「本質」を掴むのが得意だから。
というか、歴史に名を残す人物は、多かれ少なかれこの能力がすごい。

聖徳太子やら、徳川家康やら、実務や政治や武力が強いのではなくて、いかに本質を見極められたかの差で、名を残しただと思う。

そんな私は、30歳になり、起業したときにMacに出会ってしまったのが運命を分けた。
Macが悪いというより、そのソフトIllustratorで、細かい作業ができるところに取り憑かれてしまったのです。

今にしてみれば、Illustratorが悪いのではなくて、本質を見ないのが悪かった。つまり、仕事であれば、納期、利益…それはひいてはお客さんの満足への誠実さかな?
作業を自分の芸術の表現と勘違いし道を逸れてしまった私は、なんのために20代で悩んだのか、樹海のような道へ入り、せっかくの道具を自分の生活に使えないまま、倒産、その後の挫折への道へ突き進んだ。


今日は、ある2枚の画像をアップします。

まず1枚目。
投資の風を聴け 2007年11月号 第2稿

これは今週発売する教材、「投資の風を聴け 2007年11月号」のCDジャケットの最初のデータです。

今回は、文芸誌をイメージした文字中心の構成という指示なのですが、作業時間がかかると赤字になるため、スピード優先で作業しました。

その結果がこれです。

実はこの前に、気取ったイメージの写真が当て込まれていました。
それは見せる前にボツ。

この第2稿の飯田橋博士の感想は「投資の教材だか全然わからない」というものでした。自分でもそう思う…。
スピードだけ速くしようとしたあまり、内容が伴わず、そう、CDジャケットとしての本質を見失ってしまっていた。

博士との電話の前、どうしたら本質を得られるのか頭ではわかっていても、作業としていまいちピンと来ていなかった。

「時間をかければいいものができる」という幻想に囚われていた過去、そして速くやらねばならない現在、どちらも本質とはほど遠かった。

しかし、今井の芸術(といってもしょぼいのですが)をお客さんは見たいのではない、CDジャケットやサイトはあくまでも広告である、という博士の話に、なにかがはじけた。

自分がお客様だったら、どういう車内吊りチラシに目が行くだろう? どういう表紙だったらコンビニで雑誌を手に取るだろう?

…ん? なんかわかってきたような気がする…

その刹那、Illustratorを操作していたのは同じなのだが、今までの自分を表現する道具とは違うなにかを操作したような気がした。

そして完成したのがこれ。

投資の風を聴け 2007年11月号 決定稿

ゴール忠実、つまりこの場合、利益に結びつくような、お客様に欲しいと思ってもらえるような内容にしなければ、ただパソコンで遊んでいるのと同じ。

なにか意識が変わったのか、作業が速くなった感じがしたし、何より、作っていて「面白いな」と素朴に思った。

こんな経験は今までしたことがなかったかもしれない。

博士とその後電話で話したとき、本質を見極めると、速くしようとするのではなくて、結果速くなってしまう、ということを聞いた。

これがそうなのか?

いずれにせよ、なにかがはじけたらしいので、これからIllustratorの作業で木を見ることは少なくなるかもしれない。


これが道具を使いこなす、そんな感じなのだろうか?


自称クリエイター諸君、30代、40代、50代とずっとIllustratorを「操作」して過ぎていく道を選ぶのは、ちょっと切ないよ…。
posted by しごとの自習室 at 23:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 今井@管理人の脱・下流!日記
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