今日は、上野原の私宛てに届いた一通のハガキをご紹介しましょう。
(メルマガから来てくださったみなさん、ごめんなさい。
ちょっとドギツいので、画像を下ろしてしましました…まあ、読んでいってください)
なんだと思います?
そう、融資の案内のハガキなんです。
普通の生活をしている人には、このようなハガキは届きません。
届くとしたら、既にいくつかのサラ金に手を出して、
その中にちょっとヤバめの会社(?)が混じっていると届き始めます。
しかし、私の場合はちょっと違う。
自己破産しているから、来るのです。
なんでわかるのか、知らない人も多いでしょう。
自己破産をすると、いろいろ不都合が多くなると思っている人が
多いらしいです。
全く誤解なので、この件についてはまた改めて書きます。
ただ、唯一はっきりしているのは、
「官報」に載ること。
官報なんて、見たことのない人が普通でしょう。
私と飯田橋博士は以前の仕事で官報を読んでましたから知ってます。
自己破産すると、官報(国の広報)に住所まで載ってしまうのです。
そうすると、自己破産してやり直そうとする人たちに、
勧誘してくる輩がいるわけですよ!
そう、「闇金」です!!
ワーッ!これが闇金かー!
自己破産した人は7年間、再度自己破産ができません。
そこにつけこみ、奴らは来るのです。
ハガキを見てみましょう。
「今井孝様はこの度、仮審査済みです。
即日、5万円まで御融資可能です。
お電話お待ち致しております。」
私がハマっていたとき、大手企業は簡単に50万円の枠をつくりました。
それに比べると、なんともささやかな…。
一年前、完全に身動きが取れなくなった私も、
闇金にだけは手を出しませんでした。
インターネットのおかげで、最悪の部分だけは回避できるよう、
同じような悩みをもった人たちが情報を提供してくれているのです。
とはいえ、自己破産の後、定職につけない人もいるでしょう。
それまでの借金漬けの生活になれて、働く意欲がない人もいるでしょう。
そういう人は、再度手を染めてしまうことも多いのだそうです。
弁護士事務所の先生が言っていました。
「次に来ても、助けることはできないよ」と。
だから、この手のハガキに騙されてはいけないのです。
では、これがなぜ闇金とわかるのか。
左隅にはこんな文言が。
「日本消費者支援協会(財)加盟店」
これをインターネットで調べればすぐわかりますが、
こんな団体、存在しません。
正規登録できない業者(するつもりもないかもしれないが)が
説得力をもたせるために書いているだけです。
消費者金融とは言っても免許をとっている会社であれば
登録番号として
「関東財務局長(8)第000**号」
「東京都貸金業協会第000**号」
といった登録番号を必ず広告などに記載しなければなりません。
ちなみに、その会社のある場所によって
「関東」の部分は「近畿財務局」だったり「東海財務局」だったりします。
東京都の部分も県によってかわります。
カッコの数字は、免許の更新回数です。
数が多いほど老舗だということ。(8)が最古で、大手はたいてい
(8)に近い数字になっています。
逆に( )カッコの中の数字が(1)の業者は危険なものが多いということ。
要するにつくりたて、今の下流ブームにのってひと稼ぎしようと
雨後のタケノコのようにつくられた団体なわけです。
国(財務局)の免許は申請がたいへんだったり許可されづらいようですが、都道府県レベルだと、書類を出せば通ってしまうらしいので、
極端な話、誰でもつくれてしまうわけです。
そんなわけで、このハガキ完全に黒。
自己破産したら送られてくるとは聞いていましたが、
あまり来ない。
そういうわけで、まったく縁のないみなさんのために
ミュージアム入りです。
メルマガをご覧のみなさんにもこのページをリンクで
ご覧になってもらってます。
原点に還って、この曲でお別れ。
ちのはじめ「やつらの足音のバラード」
なんにもない大地に、ただ風が吹いてる……



























